4月19

ふと思いついたので、作ってみました。

使用するのは1辺が2cm程度のL型金具2個と、キャスター。あとはキャスター固定用のネジ、ナット、ワッシャーが2組。材料費は全部あわせてもせいぜい500円程度と非常にリーズナブルです。

キャスターの固定個所が問題となるわけですが、今回のものはハンドルポストの折りたたみヒンジ真下の、ボルトが2本並んだ部分。ここは車輪につながるシャフトをはさみこんで固定している個所なんですが、締め付けのためのスリットが開いているので、ボルトを外してここに金具を挿し込みます。
金具にはボルトを通すための穴が必要なのですが、今回はうまく合う金具が見つからなかったので、電動ドリル、金ノコで加工しました。キャスター側の穴も合わなかったので、こちらは金具に合わせて穴あけ。
これまでのものとは違って走行時にはキャスターが後方へ向くのですが、小さいので邪魔にはなりません。目立たないので、外観を損ねることもないでしょう。
キャスターが常に前に位置しているものだと、転倒時のバンパー代わりになるという思わぬ利点もあるんですが、ブレーキレバーがひっかかったりしますし、何よりキャスターの固定が難しくてどうしてもパーツが多くなりがちなんですよね。
その点、今回のものはパーツ数が少なくて済むので重量面でも有利かと。
うまく合う金具が見つからない場合は加工が若干面倒ではあるんですけどね。

実際に運用してみた印象ですが…あくまで補助用ですね。キャスターが小さい分折りたたんで立たせた状態での自立は無理ですし、重心が前輪側ではなくキャスター側にきてしまうので安定性も悪いです(立てかけた状態でも倒れそうになる)。
とはいえ、キャスター自体はしっかり固定はできているので、押し運び、引き運びは非常に楽になります。そういう意味ではしっかり役目は果たしてくれそうかな。
普段折りたたんで立たせた状態で保管するのであれば、もう一回り大きいキャスターにして安定性を高めた方が無難ではあるでしょうね。
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3月21
天気も良かったので、軽く乗ってみました。

やはり雪解け水の水たまりがいたるところにあるような状態だったんですが、ちゃんと泥除けとして機能してくれたようで、シートポストへの泥ハネはほとんどありませんでした。
うちのハンディさんにはリアキャリアを取り付けているので、そっちも泥除けになってはいるんですけどね。
Maru式マッドガードは折りたたみ式ということで、掃除などお手入れも
簡単なのはいいですね。見た目もそんなに悪くないので、違和感なく
まとまると思います。
で、しばらくぶりに乗ってみたわけですが、いくつか気になる点が。
1つはサイクルコンピュータ。電池が消耗したからか、どうも動作が不安定です。有線式のキットを導入すればある程度は改善するんじゃないかと思うので、こちらは要検討。
もう1つが折りたたみに関して。リアキャリアがそのままだと折りたたみ時に後輪と干渉してたためないので、これまでは180度回転していたんですけど、リアキャリアの中央にタイヤが通る穴を開けて、そのまま折りたためるようにした方がいいかな、と。

強度面の不安はあるんですが、折りたたみ工程が1つ短縮できるのは大きいですし、輪行バッグに入れる際に窮屈にならず収納しやすくなるでしょうし。
タイヤ以外にもブレーキシューも干渉しそうなので加工はちょっと面倒かもしれませんが、このへんも考えてみたいところです。
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3月19
今年は札幌でも一時は1mを越える積雪となりましたが、急激な気温の上昇によりその1~2週間後にはもう道路の雪がなくなるくらい雪解けが進んでしまいました。
HandyBikeのような小径自転車でも足をとられることなく運転できそうなのですが、歩道の脇には除雪でどけられた雪がまだ残っており、その雪解け水で路面は濡れた状態なのが困りもの。
というわけで、Maruさん考案のMaru式マッドガードを作ってみることにしました。100円ショップに売っている洋服のホコリ取りを使うもので、制作費が安く材料も入手しやすいのが利点です。

そのままだとヒンジのゆるさなど問題もあったので(100円の製品だけに品質にバラつきがあるようです)、ヒンジ部にすべり止め用のゴムを取り付けてみたりといった工夫をしてみて完成。

折りたたむこともできて、シートポストをたたんでも邪魔にはなりません。
運転時の振動でへたれたりしないかと不安はありますが、このへんは実際に運用して様子を見てみます。
そのほか、掃除、スタンドの調整などお手入れもしておきました。これで準備はOK。
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10月20
Handybike用としては定番?のCC-FR7CLを購入しました。無線式であり、タイヤの周長を設定することができるのでタイヤの小さな折りたたみ式自転車でも利用できるのが特徴です。タイヤの回転を検知するための磁石がちょうどホイールの穴にぴったりというものおあつらえむきだったりします。
問題があるとすれば、送信部がタイヤときっちり平行に取り付けられないこと、そして無線の電波が届かず本体をハンドルポストに装着した状態では動作しないこと。小径自転車の場合はどうしてもタイヤの位置が下になってしまうので、普通の自転車に較べてハンドルとの間隔が開いてしまうんですよね。
無線式のものはだいたいそんな感じのようなので、どうしてもハンドルに設置したい場合は有線式のものを選んだ方がいいのかもしれません。有線の場合はケーブルの取り回しが問題になってくるんですけどね。
が、実際に取り付けてみるとハンドルバーに設置してもなんとか受信は可能のようです。電池が消耗すると次第に電波の受信感度が落ちるみたいなので、電池の交換時期が早くはなってしまうでしょうけど。

で、試してみた感じでは無理なく走れるペースは15km/h前後。頑張ってこいで20km/hちょっとというところかな。普通の自転車並には走れるけど、普通自転車の全力にはさすがに及ばない、と。
ちなみにデータとして参照できるのは走行速度、走行時間、平均速度、最高速度、積算距離、走行距離。機能はシンプルで、積算距離以外はその都度リセットして使用することになります。まぁ、手動で記録をメモする必要があるわけですね。
ちょっと気になるのが、時々スピードがやけに低くなったりと正確に計測できないこと。ハンドルポストに設置して距離を近くした場合でも起こるので電波が届かないのが原因でもなさそうだし、送信部がズレて動作してないというわけでもなさそうだし。
結構頻繁に起こってる印象があるので、できるだけ正確にデータを取るためにもなんとか解決したいところなんだけど…
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