11月24

Smoothhound分解、組み立て手順

現在住んでいるアパートには屋根付きの駐輪場がないので、普段は分解した状態で室内に置いて保管しています。さすがに折りたたみ自転車に比べると場所をとりますが、それでも普通の自転車に比べればコンパクトにまとめられます。

パーツはトップチューブ、ダウンチューブ部分で前後に分割できるようになっており、それをシートポスト、ネジ、クイックで固定する構造となっています。
タイヤは前後輪ともクイックレリースで固定。
さらにタイヤはクイックレリースで固定されているので簡単に外すことができ、ペダルもワンタッチ着脱式のものが採用されています。
輪行バッグに収納する際は、さらにハンドルを外すことになるようです。

それでは、具体的に組み立て手順を。
さすがにスタンドがないと自立できないので、作業が面倒になります。
まず、後部フレームを設置。さすがにフレームだけでは自立できないので、スタンドの導入をおすすめします。といってもサイドスタンドでは倒れてしまいます。
分離状態では、ダウンチューブにひっかけるフックを若干斜めにしておく必要があります。
わたしが購入したのはフラッシュスタンドという折りたたみ式のもの。
BB下部で支えるタイプのスタンドです。本来は本体部分を伸ばして使用するのですが、タイヤが小さいので足を展開させるだけで十分です。
タボの溝を合わせてしっかりはめこみます。
ここに前部フレームを持ってきて、接合部のダボを合わせて差し込みます。
前後のフレームをはめあわせただけの状態ではまだしっかり固定することはできません。
シートポストを差すことでトップチューブの接合部が固定されます。
そこにシートポストを差すことでとりあえずは固定されます。
シートポスト上部、中部のネジ。
ダウンチューブ下部のネジ。
さらにしっかり固定するために、ダウンチューブ下部のネジ(8mmアーレンキー)、シートポスト中間のネジ(6mmアーレンキー)、シートポスト上部のクイック(4mmアーレンキー)をそれぞれ固定。
ちなみに、シートポストを調整するにはこれら3つのネジをすべて緩めておかないとひっかかってしまい、ポストにキズをつけてしまうことになるようです。
後部のワイヤー端を差し込みつつねじを締めて固定します。
これでフレームは固定されましたが、忘れてはいけないのが、ブレーキワイヤー、シフトワイヤーの連結。ネジ式になっており、ゴムのついた側をクルクルと回すだけでしっかり固定されます。
ちなみにリアシフトワイヤーはシフト位置を一番下に入れておくとワイヤーに余裕ができるので固定しやすくなります。
片手でブレーキのアーチを締めつつ、もう片方の手でネジを締めてやるとスムーズに固定できます。
同様にリアブレーキワイヤーは、アーチを閉じるようにしてワイヤーに余裕を持たせた状態で締めるのがコツ。
ペダルをしっかり差し込んで、カバー部分をひっぱり、クランクとの間にスペーサーを入れれば完成です。
最後にペダルを取り付けて、組み立て完成。

わたしの場合はパーツを部屋から外に運び出す時間も入れておおよそ10分ぐらいかかってます。
輪行バッグでということになれば、半分以下の時間で済むのではないでしょうか。

分解手順はもちろんこの逆。
タイヤを外す場合は、ブレーキアーチにひっかかっているワイヤーを外してシューを開けるような状態にしてから、ということになります。

折りたたみ自転車に比べ結構手間なのはまぁ、仕方のないところですね。

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11月16

Smoothhound追加装備

スムースハウンド用に購入したパーツを紹介します。
現在の装備状態。

●ライト:「VETTA / NITE VISION LED BLACK」
同シリーズでは一番安価なモデル。
3LEDタイプの防水仕様。スイッチが回転式なのが気に入って決めました。
もっと高輝度タイプもあるのですが、LED3つでも十分な明るさはありますし、何よりLEDが増えれば連続点灯時間も減ってしまうので、この程度で十分かな、と。
まったく明かりのない道を走るのであれば、もう1つぐらいライトをつけた方がいいかもしれないですけど。

●ベル:「VIVA / ユニバーサル真鍮サウンドベル」
金具の関係で、ハンドルバーに直接固定することができませんでした。
ベルはクラシック風な自転車に合わせて、真鍮製の昔っぽいものに。

ベル、ライトはミノウラのスペースグリップ(SG-100N)でハンドルバー下に固定しています。

●サイクルコンピュータ:「YPK / クロノスポーツ Wireless Digital Speedmeter」
なぜかPCの横に置いておくと勝手に動作することもしばしば。
サイクルコンピュータ(速度や積算距離を計測する装置)はCATEYEのCC-100Wあたりだとハンディさんで使っているCC-FR7CLともセンサー部分が共用できそうなので無難かなとも思ったのですが、あまり同じなのも面白くないかなと思い、クロノスポーツにしてみました。
上位モデルのクロノマスターだと温度計機能なんかもあったりするんですが、装置自体が大きめですし、そこまでの機能はいらないし。

ただ、噂どおり走行しているのに計測してくれないことがよくあります。電池の消耗、というわけではないと思うのですが。その関係か、帰ってから記録を見てみると最高速が89km/hとかおかしな結果が残っていることもあり、記録としてはあまりあてにならないことも多いのが困ったところ。

●リアリフレクター:「CBA / リフレクターサイド」
ごくシンプルな反射板です。
後方反射板。シートステーに付属のバンドで固定しています。

●サイドスタンド:「CBA / サイドスタンド」
サイクルベースあさひのサイドスタンド。
24~28インチ用ですが、車体中央よりにつければそのままでもなんとか使えます。
が、チェーンステーに挟んで固定するだけの構造なので、ちょっと加重がかかっただけでスタンドが横に回転して倒れてしまう状態。
金ノコでも切断可能でした。
軸部分を短く切断して少しは安定しましたが、チェーンステーとシートステーの2点で固定するタイプのものなどを選んだ方がいいと思います。

●ワイヤーロック:「MING TAY / MT-718 RETRACTABLE CABLE LOCK(スモーク)」
すっきり収納できるので、持ち運びやすいのが大きいですね。
ワイヤーロックは、持ち運びもしやすいリールロックタイプのものにしてみました。ワイヤーが細いのでその気になれば切られそうではあるんですけどね。

●ヘックスレンチ:「BAZOOKA / ミニツール9機能携帯工具」
コンパクトながら、必要な工具がおおむね揃っています。
スムースハウンドの分解、組み立てに必要なサイズのヘックスレンチ(4mm/5mm/8mm)が揃った携帯型工具。8mmのヘックスレンチが含まれた製品は多くはないようなので、探す場合は注意が必要です。

●トップチューブバッグ:「TOPEAK / TriBag(BAG173)」
取り付けも簡単で、非常に便利です。
ヘッドチューブ、トップチューブに設置する小物入れ用バッグ。
ミニツールとワイヤーロックを入れています。

●メンテナンススタンド:「TOPEAK / フラッシュスタンド」
値段が高めなのがネックですが、あると結構便利です。
こちらは携帯しているわけではありませんが、折りたたみ式のメンテナンススタンドです。車体の分割、組み立て時にサイドスタンドだけでは後部が自立できないので、BB直下で固定できるこのスタンドがあるとかなり作業が楽になります。

他に欲しいものというと、リアキャリアとそれに固定するバッグですね。
ハンドルにつけるバッグでもいいんですけど、ハンドルバーが特殊なのでうまく合うか微妙ですし、リアキャリアがあればドロよけも兼用できるでしょうし。まぁ、雨の日は極力乗車は避けるつもりですけど。

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11月02

新車購入

突然ですが、東京へ引っ越しました。
結構時間が経っているわけですが、未だにバタバタしててBLOGも放置状態が続いてしまいました。
自宅近くの商店街。車1台がぎりぎり通れる程度の道幅です。
もちろんHANDYBIKEも東京へ持ってきたんですが…あまり都会の街乗りには向かないようです。今住んでいるところは下町の雰囲気が残るところで道が狭く入り組んでおり、歩道も狭くて段差が多い道ばかり。6インチタイヤにはなかなか酷な路面状況です。案の定、タイヤをパンクさせてしまいました。
それに加えて、体力的な問題で普通の自転車についていくだけでへとへとになるという問題も大きいです。足回りは標準状態に比べてだいぶ改善できてるはずなんですが…

ということで、もう少しタイヤの大きい自転車を導入することに。
最初に候補として挙げたのが、折りたたんだ状態でもカートのように自由に転がせるMC-1シリーズ。HANDYBIKEの購入時もこちらにしようかとずいぶん悩んでました。
旧シリーズは生産終了となり、電動アシスト付きを核に据えた新モデル、折りたたみ機構を簡略化した簡易モデルなどラインナップが一新されたんですが…確かに転がしには強いんですけど、ANDYBIKEを持ってる以上は輪行はこちらにまかせておいて、折りたたみ性能よりは走行性能を重視したいなと思うように。

そこで、もうちょっと視野を広くして調べてみたところ、案外20インチ以上の大きなタイヤの自転車でも折りたためるものがあるんですね。
中でもGIANTのMR-4シリーズはよく走りそうでなかなか魅力的でした。

リアキャリアはオプションです。
で、迷った結果、DAHONのSmoothHound(2008年モデル)に決定。
タイヤは20インチ?バルブは仏式です。
タイヤは18インチ(カタログ上では18ですが、タイヤの表記や実際の周長からすると20インチ?)と小さいものの、折りたたみ自転車ではなくミニベロという小径自転車のカテゴリーに入ります。
折りたたみ機構がない分フレームには余裕があり、安定感があります。
本来、グリップテープは茶色なんですが、中古のため既に退色してしまった状態。
特徴的なハンドルバーはドロップハンドルを横水平に開いたような感じで威圧感がありますが、ブレーキを握れば前傾姿勢、バーエンドを握れば体を起こした姿勢で乗ることができ、なかなか乗りやすいです。
ちなみに、バーエンドのレバーはシフトレバー(左がフロント、右がリア)です。
ギアはフロント2段、リア8段の18段。
乗り心地はかなり滑らかでスムーズ。ギア比は欲を言えばもう一段重いギアが欲しいところですが、それでも18インチを感じさせない軽やかな走りが可能です。
分割収納状態。各部をバラせば、さらにコンパクトにできます。
車体重量は11kg程度とかなり軽量。
加えて車体の分割機能があるのがこの自転車の大きな特徴です。シートチューブ部分を中心に、前後にフレームを分離することができます。
中央がシートチューブ断面で、その両脇についてるワイヤーがリアブレーキ、シフトのワイヤー。
面白いのが、ブレーキ、シフトワイヤーも簡単に分離できるようになっている点。ワイヤー交換は面倒そうですけど。
ただ、フレームの固定はネジ式で、それぞれ必要なレンチのサイズが違っているので、工具が複数必要なのが残念なところ。
前輪、後輪ともクイックレリースで固定されています。
タイヤもクイックレリースで簡単に外せるようになっており、収納サイズを小さくすることができるようになっています。一番大きいパーツが前側のフレームとなるので、これが入る大きさのバッグが必要となります。
もちろん、折りたたみ自転車とは違ってパーツは固定されていないので、傷つかないように配慮は必要になるでしょうけど。

このほか、シートポストにはエアポンプが内臓されていたりします。
ただし、その分シートポストが長くなっているのであまりサドルを低い位置まで下げることができなくなっています。わたしは身長165cm~170cmぐらいですが、それでギリギリだったので慎重の低い人はシートポストを交換した方がいいかもしれません。
HANDYBIKEとの比較。改めて見ると、HANDYBIKEは小さいですねぇ。
ともあれ、現在はサイドスタンド、ベル、ライトなどを装着し、すっかり街乗り仕様に。休日の外出に欠かせない存在となっています。
そのへんの紹介は、また次回。


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5月04

CC-FR7CLの改造

HANDYBIKE向けのワイヤレスサイクルコンピュータとして定番のCC-FR7CLですが、電波の到達距離が短くハンドルバーに固定しても動作しないという問題があります。
普通の自転車であればセンサーの取り付け位置もハンドルに近い位置になりますから問題にはならないんですが、小径自転車ではどうしても低い位置になってしまうため、ワイヤレスでは難しいようで。

電池が新品同様の電圧ならかろうじて動作はするようなので、外部電源をつなげて高い電圧を維持するという方法もいけそうでしたが、それも何かと面倒そう。

というわけで考えた結果、センサー部の磁力感知スイッチを延長することにしました。
価格は千円程度。有線式サイコンのセンサーなので、CC-FR7CLでは本来使えません。
センサー部は磁力を感知するスイッチ一つきりなので、かなりコンパクトです。
キャッツアイのブラケットセンサーキットのセンサー部はちょうど同じスイッチが使われているので、ブラケット近くでコードを切断。これをCC-FR7CLのセンサー部の基板にスイッチを取り外して、同じ位置にはんだ付けする、という手順です。
分解したところ。基板の横の黒いパーツは電波を飛ばすためのコイルです。
一番の難点はCC-FR7CLの分解。防水のためもあってかしっかり密封されており、しかも接着されているので無理矢理カバーを切断して開くしかありません。
周囲のスジに沿ってミニノコなどを使えば比較的楽に開けることはできました。
ただし、上面の円筒部分で接着されているので、ここは力ずくで強引に開けるしかないようです。
基板の横に飛び出る形で取り付けられている素子を取り外し、ケーブルを付けなおします。
開いてしまえばあとは簡単で、基板にとりつけられているヒューズ管のようなスイッチを取り外し、そこへブラケットセンサーキットのセンサーのコードをはんだ付けします。
組み立てたところ。ケーブルはカバーに穴を開けて、そこから出しています。
そして、元通りに組み立てれば完成。基本的にはマジックテープで止めていますが、防水のため一応カバーの合わせ目にゴムシートをはさんでいます。

センサーの取り付け位置は同じです。
延長したセンサーは従来同様、フロントフォーク部分にタイラップで取り付けます。磁石も従来のものをそのまま利用できます。
コードはフロントブレーキに巻き付ける形で上へ伸ばし、ハンドルポストなどへ元のセンサー部を固定します。
電波は元のセンサー部分から出るので、なるべくハンドルバーに近い場所に取り付けます。
CC-FR7CL本体は、ハンドルバーに固定。無線区間が短くなったことで、安定して動作するようになりました。電池が消耗して電波が弱くなってもある程度は大丈夫でしょうから、電池も長持ちするはず。

まぁ、有線式同様ケーブルを取り回す必要があるのでスマートではありませんが、やはりハンドル部に取り付けられるのは見やすくていいです。
だったら最初から有線式のサイクルコンピュータを選べ、ということになるんでしょうけどね。

なお当然ですが、分解により破損の危険性があります。また、ケースを無理に開けている関係上、雨水などが内部に浸入して壊れる可能性も高くなります。
参考にしていただくのは構いませんが、これが原因でCC-FR7CLが故障しても責任はもてませんので、そのあたりは自己責任でお願いします。

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