NiKIRIN試乗会11月
雨天のため順延された11月の試乗会。
11月も半ばということで日陰が肌寒い時期となりましたが、試乗希望の方、初参加の方、久しぶりの参加の方などで賑わう盛況ぶりでした。
今回一番の注目は、発売されたばかりのPerformerのコンパクトローレーサー「Finch」。
前16、後ろ20インチなこともありかなり低いポジションでした。ケーブルがフレーム内部を通すようになっていたりと、なかなか良くまとまっています。
CRUZBIKEは２台参加。
１台は何度も参加しているドッペルギャンガーの折りたたみ自転車に改造キットを組み込んだ通称ドッペリカですが、フレームも含めて一式純正の正真正銘のCRUZBIKE。
ドッペリカは結構乗るのに苦戦した覚えがあったのですが、こちらはかなり乗りやすく感じました。とはいえ、なかなか慣れない感覚ですけど。
コブラをお迎えする際に、分解収納可能なリカンベントということでCRUZBIKEのQUESTも候補として考えていたことがあったんですが、まず乗れなかったでしょうね。
試乗希望の方がDAHONの折りたたみ自転車「Boadwalk」で来られていたんですが、ドッペリカの次期モデルの候補としてさっそく目をつけられていました。
試乗車としては、おなじみのVinte-Vinte、前リカ後トップライトのタンデム車が前回に続いて用意されてました。
前席は漕ぐだけな上、前輪の位置がお尻の下という慣れない配置のため最初はかなり違和感があるようです。
トライクは今回３台が参加。
いずれも個性的な仕上がりとなっていますが、KMXのはキャノピーや方向指示ランプなどなかなか実用的な装備でした。
これからの時期、トライクやリカンベントは乗車姿勢の関係上足が冷えますから、それが緩和できるのはいいですね。
相変わらずの存在感を放つS17＋コブラの2WSリカンベントが久しぶりの参加。
今回は祝！ゆるキャラグランプリ優勝な仕様となっていました。
BD-1とペア参加の電動アシスト仕様TSUNAMIは、現在改修中とのことでバッテリーを外した状態。
以前は車体前方に配置されていたモーター部が車体中央のシート下に移動されていますね。
完成が楽しみです。
電動アシストリカンベントは今回もう一台参加していました。
自作リカンベントでフレームは溶接なしでアルミパイプをボルトで組み合わせたという代物。
重量もかなりあるそうですが、それだけに電動アシストと相性がいいようです。
ハイレーサー仕様だったマスタングは本来の20インチ仕様に戻され、別オーナーの手に渡ることに。また試乗会に参加してくれるといいですね。
というか、どんどんTW-BENTSの車両が減っていくなぁ。
ブタさんライトが印象的だったピンクのVinte-Vinteはさらにアニマル成分が追加され、シートバッグとしてシャチ型バックが追加されていました。
ほか、ハート型ライトも追加されていたり。
今回いいなぁと思ったのが、下ハンドル仕様のVision。
余裕のありそうな幅広いシートと後方に突き出たハンドルが特徴的で、シンプルながら独特の雰囲気をかもし出していました。
前回ハンドルが折れてしまったこのリカンベントは、ハンドル幅をさらに狭めるなど
再調整されていました。ふわふわのスプリングサスで毎回軽快な動きを見せてくれます。
いつも参加しているこちらのAgendaは今回、各所に照明を追加。
白昼ではさすがに目立ちませんが、自動車用のアクセサリーキット等を使い、フレーム下部、シート下部に青色のLEDが多数配置されています。イメージとしては、バイクなどで見かける車体下部が光って車体が浮かび上がるように見える感じなのかな？
自動車用ということで電源が12Vと扱いがちょっと面倒で、各部のバッグにバッテリーを複数に分けて搭載しているそうです。
そんなこんなの11月の試乗会でした。
今回は海外の方まで来場していた試乗体験ですが、皆さん比較的すぐに乗りこなしています。
見た目難しそうではあるものの（CRUZBIKEという例外もありますが）、基本的には同じ自転車ですから乗り方さえ分かってしまえばそこまで難しいものではないんですよね。
もう少し普及して欲しいものですが、さすがに取扱店がほとんどない状況では…ねぇ。
先日行われたサイクルモードですら展示、試乗車ともになかったようですし。
今回は15時半頃には解散となりましたが、さすがに日も短くなり帰り着く頃にはだいぶ薄暗くなっていました。
年内は、12月に開催予定とのこと。今回も会場が日陰になってからは風も出てきて寒かったんですが、さすがに次回は防寒対策はしっかりした方が良さそうです。
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