3月25

RippleBuds

完全ワイヤレスタイプのBluetoothヘッドセット。
https://www.kickstarter.com/projects/ripplebuds/ripplebuds-noise-blocking-earbuds-with-an-in-ear-m
ウェブ上で製品開発の資金を募集するクラウドファウンディングサイト、Kickstarterで出資が募られ、目標数の支持を集めた製品です。
同じくKickstarterから誕生した完全ワイヤレスイヤフォン「EARIN」の後追いとなる製品の1つですが、後発だけに様々な機能向上を盛り込んでいます。
Ripplebuds本体
予定から半年ほど遅れることとなりましたが、無事届きました。
当初予定納期:2016年9月 受取日:2017年3月24日

大型ポーチの内部
大型ポーチ内にイヤフォン本体と充電ケース、小型ポーチが収納されています。
小型ポーチの中には説明書とUSBケーブル、ストラップ、本体に取り付ける複数サイズのイヤーパッドが収納されています。
本体は黒、白のカラーバリエーションが用意されていましたが、購入したのは黒。
小型ポーチと付属品
本体にはLEDインジケータ付きのスイッチが1つだけあり、押す長さでモード切替を行います。

・1秒押し:電源オン/オフ/着信
・5秒押し:オーディオ機器とのペアリングモード
なお、初回は本体同士のペアリングを行うことになります。

ちなみに2つある本体に左右の区別はないようで、先に起動して親機となった方が左、子機となった方が右となるようでした。

無線の仕様としてはBluetooth4.1で、A2DP、aptX対応となっています。
このため、古い機器では接続できなかったり、接続できても正常な音声出力ができなかったりといった問題がありました。

なお、電話のハンズフリーヘッドセットとして使う場合は強制的にモノラルでの動作となるようです。

機能面ではノイズ低減機能もあったりしますが、自由にオンオフできるわけでもないのでどの程度効果があるのか実感しにくいのが正直なところ。
連続動作時間は5時間となっています。
専用充電ケース
充電は円筒型の専用充電ケースにセットすることで行いますが、このケース自体にもバッテリーが内蔵されており、出先でも充電可能です。バッテリー容量ですが、フル充電で6回分の充電が可能となっています。
ケース側にインジケーターが付いているので、開かなくても充電状況を確認することが出来ます。
本体はしっかり固定されるので、勝手に外れるようなことはなさそうでした。

ざっと使用してみた感じでは、親機子機、オーディオ機器との接続は安定している印象。
特に音が途切れるようなこともありませんでした。無音が続くと省電力モードに移行するのか、曲間後の出だしの瞬間、音が出遅れる感じはあります。
ちなみに、無音状態が長く続くと電源オフになるようでした。

音質は、まぁ普通でしょうか。ハイエンド品にはかないませんが、そこまで悪くもない感じ。
ただ、音声の遅延がそれなりにあるので、動画観賞やゲーム等には向いていません。

既に同様のコンセプトの商品は複数存在し、オーディオ機器メーカーによる市販品や中華メーカーによる激安品まで発売されている状況ですが、そうした商品に対抗しうる製品かというと、目立った高性能な特徴がない分厳しいかもしれません。

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Posted by うえの under 家電品
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