小径車用簡易メンテナンススタンド・考察
雪深い北国ではこの時期路面は常に積雪状態で、普通の自転車ならまだしもHANDYBIKEのような小径自転車ではとても走ることができません。そうなると屋内での調整ぐらいしかやれることはないんですが、乗車できないと駆動系の調整など困る場面も出てきます。
そこで欲しくなるのがメンテナンススタンド。
が、市販のものは車高が高く持ち上げられてしまうので、小径車で使うには何かと不便です。
というわけで、なんとか安価に用意することはできないものかと100円ショップを物色してきました。
まず目をつけたのが「まな板スタンド」。大きさも後輪の袋ナットを乗せると数cm浮く程度でちょうどいいようです。幅は足りなかったので、スタンドとして使用するには2つ必要になります。
立てかけておくにはこれでも十分ですが、この状態で乗車すると左右に倒れやすく不安定な感じ。袋ナットを変速機ガード用のバータイプのものにすれば安定しそうです。
で、他にいいものはないかと寸法を測って検討したところあることに気づきました。
前輪にはMDラック、後輪にはCDラックがぴったり合うようなんです。
試しに買ってきたプラスチックのMD収納コンテナは、前輪をコンテナに突っ込むように入れると側面に袋ナットがひっかかり、若干前輪が浮く状態に。
ただし、これはプラスチック製なのであまり荷重をかけると破損しそうです。とりあえずサイズ比較の参考用に、ということで。
後輪には木製のCDラックを購入。持ち手のバーを外せばこちらも安定して後輪を支えることができます。若干高さがあるので、側面のU字状に削ってやるとより安定度も上がりそうです。
というわけで、HANDYBIKE用メンテナンススタンドとして流用できそうな既製品としては、木製のしっかりしたつくりのCD、MD収納用BOX。場合によっては若干加工する必要があるでしょうけど、これなら比較的安価にスタンドを調達することができるかと思います。
もちろん専用のものを作ることができればそれに越したことはありませんが、選択肢のひとつとして考えてみてもいいのではないでしょうか。
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