最終更新日:2015/3/29
ドールショウ出展に向けて、展示用の舞乙女素体を用意することにしました。

1つは前回も展示していたメイクアップ等のカスタムを行った素体。

もう1つは、内部構造が把握しやすくなるかもということで作って見た、クリアタイプのウレタンキャストを使ったクリアバージョンの素体です。
舞乙女素体・メイクアップサンプルとクリアバージョン素体
メイクはガンダムマーカー、超極細ボールペンを使った簡単メイクです。
面相筆に比べるとメンテナンスの手間がない分かなりお手軽ですし、文具店で売っている0.28mm程度のものでも十分細い線が引けるので、塗装、メイクに慣れていない人にもおすすめです。

くちびるは着色後、光沢クリアを塗ってツヤを出しています。
メイクアップ例
歯パーツ 歯の部分はホワイトキャストなので塗装は不要ですが、口内にあたる部分(歯の下側)は暗めの色を塗っておくと口元が引き締まります。

ちなみにドールアイは6mmのものを使用しています。
このサイズの人形に合うウィッグがないわけではないのですが、種類も少なく入手も難しいので、お手軽に扱えるようウレタンキャストで作ったヘアパーツを用意しました。
いろんな色のカラーキャストで作成してみています。

なお、イベント販売分の舞乙女素体では、好みの色のヘアパーツを1つ選んでもらって差し上げています。
今後余裕があれば別な髪型のヘアパーツを作って、単品でもお求めいただけるようにしたいと思っています。
ヘアパーツカラーサンプル
ヘアパーツ取り付け法 前髪部と後ろ髪部は両面テープで接着しています。

取り付けは前髪部を開いて、後ろ髪に頭部をはめ込むだけです。
耳が後ろ髪両再度のヘコミに合うよう気をつけると、しっかり固定されます。
ドール服着用例(ネコミミパーカー) ドール服着用例(伸縮性の高い布地の服) ドール服着用例(チューブトップタイプのワンピース) ドール服着用例(下着)
ドール服は、基本的には1/12用のものを着用可能です。
ただし、1/12アクションフィギュア等と比べると胴、腕、足とも太めなので、ものによっては着せることができないこともあります。 伸縮性のある素材の服や、袖なし、スカート系などの服がおすすめです。

下着類も伸縮性のある素材のものならなんとか着用は可能です。
ドール靴着用例 靴も1/12サイズとなりますが、やはり大きめの靴でないと合わない可能性が高いです。
靴下、タイツを着用した上に履かせる場合は、特に大きめでないと厳しいかと思います。

写真左が1/12ソフビ靴ピュアニーモ用なので1/6ソフビ靴でした(AKT059-BLK「ソフビ製ストラップシューズ」)、右がアクティブスタイリングの靴です。

舞乙女素体

<クリアVer.>


通常の肌色ウレタンキャストの代わりに、クリアタイプのウレタンキャストを使ったクリアバージョンの舞乙女素体です。
素材以外は通常版と全く同じ仕様です。
舞乙女素体・クリアバージョン素体
関節内部の表面処理の甘い部分等で特に透明度が低く、思ったほど内部が分かりにくいものとなってしまいました。
内部にゴムひもを通しているわけですが、なんとなくは分かるでしょうか?<

ゴムひもは上半身、下半身で2本使っています。
上半身は頭部から首の付け根を経由して左腕、右腕と回って首から頭部に戻っています。
下半身は同じく頭部から首、胴を経由して、腰から左足、腰で折り返して右足を回り、腰、胴、首と通って頭部に戻っています。

クリアタイプはイベント展示時には、実際に手に取っていじってもらえるようにしておく予定です。
クリア素体上半身 クリア素体下半身

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