最終更新日:2014/12/07

舞乙女素体

<ドールショウ42モデル>

素材ウレタンキャスト、真鍮線
パーツ数70(ダミードールアイ含む)

2年前から新素体として開発を続けていた1/12サイズの球体関節人形が完成しました。 これまで仮名で紹介していましたが、正式名称を「舞乙女素体」と決定。

一応サイズは1/12に近くしていますが、頭が大きめ、胴、手足が太めなので、衣類等、流用できないものもあるかと思います。 スケール的には1/10ぐらいが正確なところかもしれません。
舞乙女素体・前後から
基本的な仕様は9月のドールショウで展示した試作版と同様で、各部のバランスおよびカラーキャストの肌色を調整したのが主な変更点となります。

一番大きな変更は、手足を短くしたこと。
これによりすらっとしたマンガ体型から実際の人間に近い体型になっています。

ただ、頭はそのままなので頭が大きめとなっています。
ウィッグや髪パーツ(今回はまだ用意できていません)を付けると余計その傾向が大きくなりそうです。
前回の試作版(右)との比較
腹部廻りのパーツ構成 また、腹部パーツのバランスも変更しています。
横スイングも可能な構造にしてありますが、現状ではいまいち保持が弱く効果的には使えない状態だったりします。(調整で改善予定)
可動面の改善としては、股関を引き出しやすくしたことで脚を上げられる角度が若干大きくなりました。
なので、なんとか体育座りもできるように。
股関節引き出しによる体育座り
開口フェイスパーツ また、追加パーツとして口を軽く開けた顔パーツを用意しました。
歯は別パーツのホワイトキャスト整形です。

間に合えば、髪パーツ(おかっぱ)も用意する予定です。
色は好みが分かれるところですから、複数の色の中から1つを選べるような形にできるといいかなとは思っています。
そういう形なので、別売りオプションとなるかも。
指パーツは試作版同様4種。(握り、伸ばし、曲げ、掴み)
関節部を若干修正したくらいで、大きな変更はありません。 保持力がいまいちなのも残念ながら変わらずです。
指パーツ4種
膝を伸ばした状態で保持しやすいので、立ちポーズは結構安定しています。 背中は結構パーツ分割が目立ちます
腰を落としたポーズもそれなりに安定します
膝は保持される角度がある程度決まっているため、自由な角度で固定というわけにはいきません
腰、胸の2段階で体が反れるので、四つんばいもできます
来年1月のドールショウ42にて販売予定です。 これから作ることになりますので、用意できる数量は3体前後となりそうです。

価格はまだ未定ですが、1万5千円前後で検討中です。

天つ乙女・トップページ 天つ乙女・DOLLメニュー 天つ乙女・新・乙女素体(仮)試作版 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 天つ乙女〜舞乙女素体(メイクアップほか)〜