Diary 2008. 2
2月25日 (月)
乙女素体・可動ボディ用パーツその4
胸部に関しては、あとは腹部のわき部分や背中などの調節、表面処理で終了予定。胸下関節のおかげでいわゆるS字立ちが可能になり、カッコいい立ちポーズが決まるようになりました。
背中のラインもまあまあ自然に見える形にはなったと思います。従来の胸部パーツと比べると、若干厚みが増したかも。
関節球のスリットを、太いスリット1本にするのではなく、穴と穴をつなぐように細いスリットを開けるようにしたわけですが、動かしにくさはあるものの、大きなポーズでも比較的安定して自立できるというメリットは捨てがたいです。感覚としてはリボルテックみたいな感じ。固定できる角度はある程度限定されるものの、安定性は格段に上がります。
2月19日 (火)
乙女素体・可動ボディ用パーツその3
新ボディの難点だった見栄えの悪さですが、肩甲骨部分の大型化でそこそこ誤魔化せそうです。若干可動範囲が制限される部分も出てくるんですが、仮組みしてみたところではそれほど大きな影響もなさそうです。
横から見るとやっぱり関節の隙間が気になったりするんですが、ここを埋めてしまうと動かなくなっちゃうし。関節部分の球を大きくする、あるいは楕円にすれば目立ちにくくはなるんですけど、それも難しいし動きも悪くなっちゃうんですよねぇ。
まぁ、ここは服を着せるドールということで、ある程度目立たなければいいかな。
ついでに、腰パーツ内部のスリットを広げて可動範囲を広げてみました。
腰関節は基本的に水平回転には使わなくなったので(元からほとんど動きませんでしたが)、多少穴を広げても目立ちにくくなりました。
あとは整形と表面処理かな。
太ももの方は二つ割りの合わせ目をきれいに仕上げる処理で手間取ってます。
2月8日 (金)
MSD用小物
ニンテンドーDSカード型消しゴム。ケースはちょうどいいサイズ。
中のカードはかなり大きいですけど。
100円ガチャガチャで、当たりとしてDSLite型デジタル時計があるようなんですけど…中のぞいてもありそうになかったなぁ。あったとしてもかなり小さそう。
ゲーム機型のものとしては他にPSP、DS型のテトリスのガチャもありましたが、あっちはどうも安っぽい感じなのが…
2月7日 (木)
MSD用改良下腕パーツ
指が可動する手を取り付けたとしても、MSD標準の肘の可動範囲ではいまいちポーズの幅が広がりません。手が顔の近くに持っていけるくらいまで動いてくれれば大きく違ってくるんですけど…
というわけで、試しに作ってみています。上腕と干渉する肘の内側を別パーツ化して深く曲げられるようにしてみました。
乙女素体やユノアのように肘を二重環節化して引き出し式の可動にするのが簡単ではあるんですが、それだと上腕にまで手を加えないといけませんし、肘のラインを自然に保つのが難しいんですよね。
ただ、この方法だと大きく曲げるのは難しいようで。
まぁ、あくまで既存のものを改善するためのパーツなので、この程度でもいいかな。
2月6日 (水)
乙女素体・可動ボディ用パーツその2
乙女素体の可動面を改善するためのパーツの1つが二重関節化した胴体。
それに加えて、太ももパーツも製作中です。
球体関節人形は、構造上股関節の可動範囲が狭くなりがちで、足が水平以上に上がるようにするのがなかなかやっかいです。まぁ、見栄えを犠牲にすればできないこともないんでしょうけど。
足を上げたときに腰と太ももの付け根がそれぞれ干渉してしまうのが原因で、これを改善するために考えたのが太もものスライド機構。太もも側の干渉する部分を膝方向へずらすことで可動範囲が広がる、という仕組みです。
引き出し式の関節に比べると案外効果は薄いんですが、比較的見た目の破綻が少なく構造もシンプルなので、小型の人形向けのギミックではあると思います。
仮組みはしてみたものの、実際の安定度、関節保持力などはキャスト置き換えしてみないことにはちょっと不安が残ります。多分大丈夫だとは思うんですけど…
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