2月6日 (水)  乙女素体・可動ボディ用パーツその2

乙女素体の可動面を改善するためのパーツの1つが二重関節化した胴体。
それに加えて、太ももパーツも製作中です。

球体関節人形は、構造上股関節の可動範囲が狭くなりがちで、足が水平以上に上がるようにするのがなかなかやっかいです。まぁ、見栄えを犠牲にすればできないこともないんでしょうけど。
足を上げたときに腰と太ももの付け根がそれぞれ干渉してしまうのが原因で、これを改善するために考えたのが太もものスライド機構。太もも側の干渉する部分を膝方向へずらすことで可動範囲が広がる、という仕組みです。
引き出し式の関節に比べると案外効果は薄いんですが、比較的見た目の破綻が少なく構造もシンプルなので、小型の人形向けのギミックではあると思います。
仮組みはしてみたものの、実際の安定度、関節保持力などはキャスト置き換えしてみないことにはちょっと不安が残ります。多分大丈夫だとは思うんですけど…

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