Diary 2014. 3
3月28日 (金)
ハンドパーツの構成確認
原型段階ではパーツが小さくて実際にゴムひもを通しての仮組みが困難だったので、キャスト置き換えして仮組みして強度面、扱いやすさなどをチェックしてみました。
検討した結果、関節部分の形状は若干変更することになりそうです。
写真で金属パーツを使ってるところは、このまま金属にするかキャストにするか悩むところ。強度が必要になるので金属の方がいいんですが、糸鋸で切り出さないといけないので結構手間ですし、ちょっと素材の違いが目立ってしまうんですよね。
なるべく簡単に指交換できるようにと考えていたんですが…簡単とはいえないですね。
軸となるピンを抜いて差し替える、という形になっています。
3月22日 (土)
新素体開発(手首、指)
まだ仕様が固まったわけではないんですが、とりあえずは指パーツ作りを進めています。
軽く曲げた指、伸ばした指、強く握った指。
4指固定ではありますが開閉が可能。親指は独立して開閉可能なので、これだけでもそこそこのバリエーションはカバーできていると思います。
あと作るとすれば、小物を掴むための指とかでしょうか。
あまり保持力は出せないと思うので、持てるものはやはり限られてしまうかもしれないんですけど。
3月18日 (火)
全体のバランス確認など
ハンドパーツのパーツ構成の検討で煮詰まってます。
方向としては、親指の水平回転を加えて、残り4本の指は独立可動ではなく試作段階のように4本固定で開閉可動。
ただし、軽く曲げた状態や大きく開いた状態、握った状態で交換できるようにすることで表情を選択できるようにしようと考えているのですが、どうやって取り外しするようにするかが問題なんですよねぇ。
指だけなのでヒートンを仕込むには小さすぎですし、もっと単純にピン接続にしようとすると今度は開閉可動できない、あるいは交換が面倒になりますし。
というわけで、息抜きも兼ねて現状での全体のバランスを見てみることにしました。
といっても、仮組みするのも大変なので、写真を加工して組み合わせています。
詳細なバランスは実物で見ないと意味がないんですが、今回はだいたいのバランスが見れればいいやということで。
太もも、すねの長さを調整してひざの位置を下げているんですが、足全体の長さはさほど変わっていません。が、股関節の球との接合部をいじったのと、腰パーツを若干縦に伸ばしたことで身長が大きくなってますね。
ひざはもう少し上でも良かったようにも思えますが、正座などのひざを深く曲げた状態でのバランスは現状でちょうどいいぐらいなので、再調整するかどうか悩むところです。
3月12日 (水)
新素体開発(肘関節改修)
ずいぶん手間取ってしまいましたが、肘関節の見直しと下腕パーツの調整が概ね固まってきました。
上腕側の球と受けの位置を入れ替え、肘ブロックを小型化。
これでだいぶ自然な形に落ち着きました。
改修前のは、時間がなくてあまりアイデアを煮詰めないままキャスト置き換えしちゃったんですよね。
あとは、肘の球を円柱に変更、手首の球を小型化して腕を細く絞っています。
肘が球だと下腕のひねりが可能なので動かしやすくはあるんですが、球の直径+α分までしか細くできないという問題もありました。
できるだけ腕を細くしたかったので、ひねりは上腕の軸関節にまかせることにして円柱関節に置き換えたわけです。
これでだいぶ印象は変わるんじゃないかと思います。
で、次なる課題は手となるわけですが、これまたどうしたものか悩ましい部分なんですよね。
ハンドパーツを交換する方式が一番簡単、確実ではあるんですが、ヒートンでゴムひもにひっかける構造だと手首を細くできないという問題があります。
それを嫌って簡易的ながら可動式としていたわけですが、保持力も微妙だし指の表情も制限されるしでいまいち中途半端なんですよね。
まぁ、サイズがサイズなのでやれることにも限りがあるんですが、出来る範囲でなるべくいいものになるよう考えてみます。
2014/3
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31