最終更新日:2017/10/01

〜DD指可動手首キット・ドールショウ51版〜

素材ウレタンレジン+ゴムひも+しんちゅう線+シリコンリング
パーツ片手分全21パーツ:手のひら(4パーツ構成)、指(各指2〜3パーツ構成)、手首球(3パーツ構成)
DD用指可動手首キット裏・表
DD専用サイズの指可動ハンドパーツの完成版となります。
仕様としては試作その2とほぼ同じで、各部の調整を行いました。
手首球の取り付けの関係で、手のひらが若干縦長になりました。
DD純正ハンドパーツ/DD専用指可動手首/旧SD/DD指可動手首との比較1
DD純正ハンドパーツ/DD専用指可動手首/旧SD/DD指可動手首との比較2
SD/DD指可動手首と比較すると、指・手のひらのサイズが純正ハンドパーツに近くなったほか、ゴムひもを細いものとしたことで、関節部が目立ちにくくなりました。
また、関節部の構造を見直したことで細いパーツがなくなったので、破損もしにくくなったかと思います。
手のひらの可動・親指基部 手のひらの可動・人差し指〜小指基部 手のひらの可動・手のひらのひねり
指は全関節が可動し、加えて手のひら側にも試作その2同様、下記3つの関節が組み込まれています。
・親指基部の可動
・人差し指〜小指基部の可動
・手のひら中央での手のひらをすぼめるような可動
手首の構造
手首球は軸で手のひらと接続されます。
ゴムひもは手のひら内に収納され、手首球の軸にはシリコンリングを配置しているので、適度な関節保持力を保ちつつ180度の自由な軸可動が可能です。
拳銃はサイズが合えばトリガーに指をかけることも可能
携帯電話のようなひっかかりのない小物は滑り落ちやすいので注意
ナイフ等の持ち手の細い刀剣類はつばなどのひっかかりがあれば保持可能
DDへの取り付け例 今回も苦戦させられましたが、製作開始から1年かからないぐらいでどうにか完成させることができました。
一番の課題は手首球との接続部でしたが、色々検討した結果、シリコンリングを使うことにしました。

旧SD/DD指可動手首キットに比べると、扱いやすさも向上できているかと思います。

色味は今回、レジンキャストがアイボリーからホワイトに変わったこともあり、黄色味が少ない肌色になっています。
ただ、経年により少なからず黄変は出てきますので、最終的にはホワイトやセミホワイトに近い色になるかと思います。

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