最終更新日:2016/06/25

猫型球体関節人形 <AK-GARDEN【10】仕様>

猫型球体関節人形・AK-GARDEN【10】版
素材レジンキャスト、しんちゅう線
パーツ数32
領布価格6,000円
5月のドールショウ浅草1への出展用に「試作その2」のキャスト化を行い、サンプル用として何体か組み立ててはいましたが、6月のAK-GARDEN【10】に向けて、そこからさらに改修を行なったものです。
頭部比較・左からDS浅草1仕様、AK10仕様アイボリー、AK10仕様白黒
<頭部>
頭部はこれまでは1パーツ構成でしたが、眼を4mm球パーツに置き換え、鼻−眼の下ラインで上下に分割し、全4パーツ構成としました。 これにより4mmドールアイに対応し、カラーキャストによるハチワレ再現も可能となりました。

将来的には頭部下側パーツの差し替えで表情のバリエーション(あくび口とか)にも対応できればと考えています。
首〜腰比較・手前からDS浅草1仕様、AK10仕様アイボリー
<首〜腰>
首は関節を1つ追加し、2パーツ構成としました。
これにより、頭〜首の可動範囲と関節の安定性が向上しています。

また、腰パーツは腹部側を回転できるよう2パーツ構成に変更しています。
当初は股関節の可動範囲改善を狙ってのものでしたが、それよりは腰関節の可動範囲改善、安定性の向上の方が効果は見込めました。
背中側にお腹のパーツが来ることになるので見ための違和感があるかもしれませんが、状況に応じて使い分けていただければと思います。
腹部比較・手前が腹部を回転させた状態、奥が通常の状態
脚部比較・左からAK10仕様アイボリー、DS浅草1仕様
<後ろ脚>
膝関節は見た目はあまり変わりませんが形状の調整を行い、若干の可動範囲の改善を図っています。
足首関節は球部分の形状を変更し、脚を伸ばした状態で固定しやすくなるよう調整しました。

足先はロール軸関節を追加し、2パーツ構成へ変更。
これにより足先の角度を自由に変更できるようになり、座りポーズや寝っころがったポーズでの接地性が上がりました。
ただ、軸が細いので動かす際には注意が必要です。
塗装品も準備中です
というわけで、年明けから進めていた猫人形は一応完成段階まで到達しました。
当初想定していたよりパーツ数が多くなってしまいましたが、その分ポーズは取りやすくなったと思います。

とりあえずはアイボリー、ホワイト主体で、あとは塗装とカラーレジンで色々バリエーションを用意するという方向で考えています。
形状のバリエーションや追加パーツに関してはある程度余裕が出来てからということになりそうです。

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