●りんご通販入門
青研でりんごを買ってみました。
スーパーなどの店頭で購入する場合はともかく、こうした通販やりんご販売店で購入する場合にはある程度まとまった数での注文ということになります。
その際には注意すべき点もありますので、簡単にまとめてみました。
基本的には個数ではなく重さでの販売となっており、3kgで10個前後、5kgは18〜20個、10kgは36〜40個、16kg詰めで54〜60個のりんごが入っています。
もちろんりんごの大きさによって個数は変わってきますが。
品質レベルとしてはジュース用、家庭用、特撰、大玉などがありますが、味に変わりがあるわけではなく大きさがそろっていなかったり傷がなかったり、という違いです。
すぐに食べるのであれば家庭用でも十分でしょう。
長持ちさせるには、なるべく傷の多い物から消費していくなどの心がけは必要でしょうけど。
家庭用でもそこそこ傷アリのものが入ってますので、料理用は数日で消費するつもりでなければ敬遠しておいたほうがいいかもしれません。
青研の場合は、さらに「特撰りんご」と「葉とらずりんご」があります。
通常はムラなくりんごを日焼けさせて色づけするため葉をつみ取るそうですが、葉をつみ取らないことで外見よりも味を良くしようというのが「葉とらず」です。
こちらの場合はセンサーによる糖度測定で選別した「上糖度」という品質のものもあるようです。
そして一番重要なのが品種。同じりんごといっても品種によってはかなり味、食感が違うので、好みにあった品種を選ぶのが大事です。
つがる | 収穫時期が早いので、市場に出るのが早い。味は悪くはないですが、ふじに勝てるかというと… |
ふじ | りんごといえばこれ、というほど人気のある品種。生産量もダントツ。 |
王林 | 甘みが強い青りんご。これも比較的出回りはいいようです。 |
ジョナゴールド | 酸味が強め。表面につやがあるのが特徴。ジュース用、なのかな? |
北斗 | ふじよりも味が濃く、果汁が多い。蜜入りも多いです。 |
陸奥 | 甘酸っぱい。食感がやわらかめ。 |
他にも品種はいろいろありますが、基本はこんなところです。そして、さらに「サン〜」というものもあります。
通常は色づきをよくするため果実がある程度大きくなるまでは光を通さない袋に入れて育てるのですが、その袋を使用せずに栽培したのが「サン〜」とつく品種です。
有袋のものより味がよく、北斗などの品種では蜜の入り具合も多くなるようです。
食感も若干堅めになる傾向があるようですね。
無難なのはふじ、サンふじでしょうが、個人的におすすめなのは、サン北斗、サン陸奥あたりですね。
陸奥は赤いりんごですが、サン陸奥は青りんごで、味や食感も結構違う印象があります。
まあ、これは好みの問題ですからまずは店頭などで色々買ってみて、自分好みの品種を探してみるといいでしょう。
ただ、品種によっては取り扱い期間が違うので、時期によっては注文できない場合もあるのでご注意ください。
ちなみにわたしが今回注文したのは、葉とらずサン陸奥(家庭用)5kgです。個数は18個でした。
今度買うとすれば、ちょっと豪勢に上糖度を試してみたいところです。
どのくらい味が違うものか気になりますので。
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