Diary 2020. 2
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2月11日 (火)  猫型球体関節人形:肩関節

ここしばらく悩んでいた肩関節の構造ですが、とりあえず案がまとまりました。

胴体と肩関節の球受けとなるパーツは軸関節で接続されていますが、ここにもう1段軸関節を追加するというもの。

現状では肩の可動範囲を確保するため球受けを浅めに作る必要があったため、その分関節保持力が弱くなっていました。
肩を2段構造にすることにより浅くする部分を極一部で抑えることができるので、そのへんを改善できそうです。

さらに、2段目のパーツを引き出すことで肩幅、肩の位置調整も可能になりますし、引き出し方によっては腕の長さを調節することも出来そうです。

まぁ、実際に組み込んでみるとうまくいかない等の問題が出てくる可能性は大いにあるんですけど。

そのへんの調整が必要になると考えると、3月のドールショウに間に合わせるのは残念ながら難しそうです。
他にも膝関節とかしっぽとか、手直ししたい懸案は多々ありますし。

とはいえ、展示だけというのも何なので、現在型が出来ている試作版を元に、最低限パーツ修正が必要な部分の差し替えを行ったものを先行評価版として何体か準備できればと考えています。

当初は3月までは作業時間をある程度確保できるという見込みでしたが、また仕事等で土日を中心に動けなくなりそうなので、無理してギリギリ間に合わせるよりは早めに見切りをつけた方が良さそう、という判断です。

仕様の詳細に関しては、こちらの日記かTwitterにてその都度紹介することになるかと思います。

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