9月2日 (日)  ごぶさた

1週間も間が空いてしまいましたが、作業は進めてます。加工、組み立て手順を確認しながら気泡埋めのテストをしています。

気泡部分にレジンキャストの粉を詰め、その上に瞬間接着剤を垂らして固めるという手順なのですが、やはり色の違いは目立ちますね。1枚目の写真の鼻の頭が気泡を埋めた跡なんですけど、きれいに仕上げるならやはり表面処理後の塗装は必要かも。

さすがにそこまで手間をかけるのは厳しいので、大きい、あるいは目立つ位置の気泡以外は我慢してもらうしかないのかな。
それに、時間が経過するにつれて色ムラが目立ってくるパーツも出てきました。

まぁ、塗装済みの完全完成品として通常より高めのお値段で用意するのはアリかもしれません。


もう1つの問題だった腰関節ですが、一応体育座りできる状態にはなりました。
腰内部に小さな突起をつけて、腰を大きく曲げた際に背中側に軽くひっかける感じ。いずれにせよ、手足のようにかっちりした関節にはできませんでした。
関節断面が楕円形になっている関係で水平方向の左右へのひねりが特に安定しないのは残念です。

現時点では見た目と保持力を両立した構造のいい解決案がないので、とりあえず今回製品化する素体ではこのへんの問題は保留、ということになりそうです。


とりあえず、先週までに作ったパーツで使えそうなのはあと2体分ほど。
キャストを買い足してきましたが、ノンキシレンタイプのものに変更したので色合いなどが変わる可能性もあるため、とりあえず現状そろっているパーツで組める分は組んで、改めてパーツを生産すことになりそうです。

その間に、胴体パーツの型は作り直す予定。ちょっとパーツの荒が目立ちましたので。

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