10月26日 (木)  関節問題再び

ここしばらく、関節機構について色々実験していました。
液体ゴムによる対策でも十分な効果はあるのですが、動かしているうちにゴミが出てきたりテープがずれてきたりという問題があります。
Oリングの装着でそのへんは解決できるんでしょうけど、シリコンのOリングは5個前後で\350とそう安くはありません。

そこで考えたのがバネを使う方法。クリック関節のように半球状のゴムパーツ(24個で100円)を関節の溝へ押し付けることで保持力の強化を図ります。
最初はキャストの球で試していたんですが、キャストでは滑ってしまいセンター以外で固定することができませんでした。

結果は…それなりに効果はあるものの、劇的に、とは言えないかな。それに溝はできるだけ狭くした方がゴムパーツを支える部分が増えるので、そうなると可動範囲は狭くなってしまうかも。

手足に関しては球に合わせてカッチリ合うものに直しているのでOリングなしでもある程度の保持力は出せると思うのですが、球状ではない腰、大きな力がかかる首、股間に関しては何もつけない状態では厳しい状態です(ソフビヘッドやドルプラヘッドなら大丈夫ですが、カスタマフィギュアヘッドも正式サポートしたいところでうので)。
標準セットでは適当な長さのゴムテープをつけて自分でつけてもらうことにして、あとはOリングやバネ装備モデルも用意する、とかそんな感じになるかなぁ。Oリングをセットするの溝を彫るのも手間なので、つけるのであれば溝アリのもので最初から量産した方が楽ではあるんですけど…

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