今週のテレビ欄 |
慶次郎縁側日記2 |
これまでどことなく避けていた常蔵と、いよいよ正面から向き合うことに。
決戦の地は蚕が葉をむしばむ音が無気味に響く養蚕小屋。
結局常蔵は死んでしまうわけですが…まぁ、ハッピーエンドとはいかなくてもいい方の結末ではあったのかな。
慶次郎にしろおもんにしろ、これまで相手のため周囲の手前、本心を押し殺して生きてきたわけですが、それが必ずしもいいこととは限らない、ってとこですね。
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世直し順庵 |
先生が長崎に行く前に付き合っていた女性の妹が登場。
が、話の主役となったのはこれまで影が薄かったボンクラ同心の榊原さん。
出世のためなら手段を選ばない火盗改め与力に身受けされ、悪事を知りながらも何もできない彼女を救うべく奮闘します。
…といっても本人は特に何をしたでもないんですけどね。
あ、一応身受け金五十両は用意しましたけど。
今回はその与力+付き人2人を相手にしたものの、勝負は一瞬でした。
あまりに短くて見逃した…
次回は最終回なんですが…正体がバレるとかそういう展開ではないようですね。
シリーズ化決定なのかな?
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水戸黄門 |
今回は全編闇の布袋との最終決戦。
本拠地での決戦なわけですから、一致団結してかかればあっさり勝負がつきそうなものですが、桔梗は戦意喪失、飛竜はよりによってこの時期に謀反を企み戦力半減。
身内のごたごたでとても最終決戦どころではなく、もうぐだぐだな展開。
ここまで引っ張っといてこの結末はあんまりです。
闇の布袋の百年の恨みというのは、海賊同士の紛争で片方が葵の御紋の旗を掲げたことによる誤解が招いたもの。
桔梗の事情とはまた別かと思ってたんですが、まったく同じようですね。
実在の人物を元にしている以上、あんまり無茶はできないんでしょうが…
それならそれで、いつも通りなパターンでやってた方がよっぽど良かったと思います。
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ウルトラマン・マックス |
ダッシュバード3のおひろめ。
長官の旧友が密かに作っていたもの、という設定のためか、ダッシュバード1、2とはデザインが統一されてない感じ。
飛行形態はオプションで、潜水形態がメインかも。
今回は登場しませんでしたが、ドリルによる地中潜行形態もあるようです。
突然のスクランブルのため長官が出撃する、という事態になったわけですが…試作機とはいえテストパイロットぐらいいないとおかしいと思うんですけど。
初搭乗でいきなり実戦というのはあまりに無謀です。
あとは、墜落後にマックスを援護するため長官一人で操縦する場面で、カイトの不在を誰も不信に思わないこととか、
戦闘終了後、なぜか基地には戻らず海岸に着陸してることとか、そもそもトビウオがどういう進化をすれば怪獣になるのか、とか。
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マジレンジャー |
ほかのみんながゴルゴンとの死闘を繰り広げる中、居残り組のレッドとピンクはのんきにサッカーの試合。
当然うまくはないわけですが、持ち前の明るさと協調性でチームを盛り上げて大活躍。
広大なジャングルで敵を見つけるんだったらホウキやじゅんたんで空を飛んで探索すべきですよねぇ。
最低限、変身はしてないと…
そして、ウルザード再登場。
生きているのかというと微妙なところですけど、ンマの復活を阻止する最後の砦、って感じでしょうか。
でも、ハッピーエンドはあるんじゃないかとは思うんですけどね。
デカピンクこと菊地美香さん。ドラマに声優にと活躍しておられるようです。
声優の方は主役キャラだそうで。
めざせオーレピンクで頑張ってほしいですね。
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ヒビキ |
オロチ=魔化魍の大量発生現象でした。
ラストへ向けての目的がはっきりしないのでいまいち盛り上がりに欠ける展開ですが、1体のラスボスよりタチが悪いのは確かです。
ただ、一体一体は弱くなってるような。
夏の魔化魍はタイコじゃなくても分裂せず倒すことができてますし、大なまずに至っては胃袋だけになってたり。
…これまでの設定、ここまで無視しちゃっていいもんなんだか。
それぞれの魔化魍の童子や姫がいないのは、オロチだからなのか、人員削減した影響なのか…
とはいえその数はあなどりがたく、トドロキさんが重症で戦線離脱。
ザンキさんも胸の古傷が悪化してるようです。
先月の展開からすると裁鬼さんや弾鬼さんといった関東支部の鬼総動員ということになるのかと思いきや、全然出番が回ってこないですね。
そんな中、ヒビキさんの弟子修行がスタート。
まずは基礎体力の検査を兼ねたトレーニングですが…
やはり運動面には自信のない桐矢くんには分が悪いようで。
まぁ、彼は腰の重い明日夢くんを引っ張るためのキャラクターでしょうから、既に目的は達したわけで…
そうなると今後の扱いが心配ではあります。
で、番組開始当初との演出の違いですが、場面転換などで使われてた筆文字、音楽を取り入れた小気味良い演出もすっかりなくなってますね。
文字の方は次の場面を象徴するような漢字が使われていたりと、分かりやすい演出だったんですけどね。
必殺技の技名も分かりますし。
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セイザーX |
主人公が一般人を巻き込む形で必殺技を使ってしまい、その人をかばって祖父が負傷。
身内だからこその展開でした。
一方で、敵方のボスが実は張子の人形だったことが判明。
…なんで今まで気付かなかったんだか。
一応会話は成立してたわけで、誰か操る人がいるのか、それとも単なる機械だったのかは不明。
主人公のコアブレイバーなしでイーグルがロボ形態に変形してたようですが…
コアなしでも変形できるのか、それともコアにアドさんなりゴルドさんなりが乗ってたのかこれも不明。
直後のシーンではコアブレイバーはライオンの方にあったので、前者っぽい感じではありますけど…
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牙狼-GARO- |
今週も見応えのあるアクションでした。
ジオングのように自在に両腕を操ることができるという設定の怪人で、しかもそれを極力生身のアクションで表現。
ホラーに憑かれるまでの経緯も被害者視点でしっかり描かれていて、ドラマ性も高かったです。
正直、最近は東映モノよりセイザーXや牙狼の方が面白いです。
来年にはまた新たな特撮シリーズの放送が始まるようですし…スポンサーを含めてまきかえしの方針をしっかり考えてもらいたいものです。
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