今週から若干構成が変わりました。
オープニング前の少年のナレーションがなくなり、提供バックには今週、来週の内容のダイジェストが使われるように。
というのも、今回から脚本家、プロデューサーが一新することになったようです。
…玩具の売り上げ不振が原因だとか。
ネクサスでも同様の事態となり、あちらは放送期間の短縮となったわけですが、響鬼の場合は番組方針を変更し子どもウケする内容にして売り上げ改善を目指す、という措置でしょうか。
こうした番組のとってスポンサーの意向は絶対なのでしょうが…ちょっと違和感があるんですよねぇ。
そもそも響鬼はこれまでの平成ライダーの路線を変更する意味でベテラン俳優を主人公に据えたり、微妙なお年頃の子どもでも感情移入できるようなライダーにあこがれる少年を配置して対象年齢を引き上げた内容としてたもんだと思ってました。
その分低年齢向けには戦隊モノをということで、マジレンジャーはああいう子ども向けの内容にした、と。
その割に玩具はというと、これまでと同様の年齢層を対象にしてるフシがあります。
明らかに玩具メーカーのミスのように感じますが…あるいは、ちゃんと方針の確認ができてなかったのかもしれません。
ただ、そういう状態で走り始めてしまった以上は最後まで貫いて欲しいんですよね。
少年の心の成長を丁寧に描いていてもそりゃ玩具は売れないんでしょうが、視聴率はともかく子どもに見てほしい番組としては成功してたと思いますし。
内容や演出を変更したところでそう簡単に売り上げが変わるものとも思えないので、最悪、玩具の売り上げ横這い、さらに視聴率まで低下という目も当てられない惨状も考えられます。
もうちょっと慎重に検討して頂きたいです。
一番いいのは視聴者層を考えた玩具をリリースして業績改善を目指す、って方向です。
大人用ファイズギアとまではいかなくても、リアル路線の各種アイテムや猛士ブランドのグッズをちゃんとリアルタイムで出せれば結構反響はあるんじゃないかと思うんですが…
まぁ、そう簡単にはいかないんでしょうけど。
で、新展開の内容はというと、少年にライバル登場。
おフランス育ちで文化系のスキルはほぼ満点。
それだけにプライドも高いようですが、体力を使う運動系と母親が苦手というお茶目な面も。
名前は桐矢京介ということで、猛士とも何らかの因縁がありそう。
何かと少年にちょっかいを出す理由は不明ですが…
あの性格だと友だちはいなさそうなので、友だち候補として見ている、ってことなのかも。
役どころとしては、少年の鬼としての弟子入りをうながすキャラクターなのかな。
きっかけがないとそういう方向には進まないでしょうし。
その猛士、関東支部であるたちばなでは風邪が蔓延。
イチローさんとひなかさんがダウンし、ドジっ子のヒビキさんまでもが店の手伝いに駆り出されることに。
…が、手伝いというよりも邪魔してるだけかも。
お客さんにちゃっかり映画の宣伝しちゃってますし。
魔化魍は、これまでの姫と童子が育てるという手順を踏まないタイプのものが出現するようになり、今後は低予算で済む人型がメインになっていくのかもしれません。
そして、猛士側は少年をはじめとした次世代ライダーが…ということになりそうな流れですね。
ちょっと違和感ありますけど。
今回のご当地鬼は博多の鬼・ハバタキ。
妻子持ちライダーです。
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