マジキング、買っちゃいましたよ。…カプセルトイですけど。
フルセットのものが良心的な価格で売ってたもので、まあこれならいいかな、と。
全4種で、どういう組み合わせのパーツがそれぞれに封入されているのかは分かりませんが、マジタロス(緑)は上半身、下半身で分割されてました。
造形に関しては…基本的には超合金版をそのまま縮小してるんですかね。
細かいモールドも入っており、塗装もそれなり。
ただ、各関節の可動はかなり省略されています。
それが顕著なのがマジフェニックス(赤)で、本来の超合金版はアクションフィギュア並に動くようですが、このカプセル版では肩、股関節ぐらいしか動きません。
まあこのサイズですから仕方ないんでしょうけどね。
その大きさはというと、写真ではミクロマンと比較してますが6cm前後と非常にコンパクトです。
中間形態であるマジドラゴンにも合体変形可能。
ただ、マジフェニックスの膝が曲がらないので騎乗させるのは…ちょっとつらいかな?
とはいえ、全体として見ればちゃんとドラゴンしてます。
で、マジキング。
これは超合金版でも同じなのかもしれませんが、足はそれなりに動くものの、腕は肩しか動かないというのはつらいものがあります。
胸部の厚みがやたらあるので、プロポーションもそんなにいいとは言えないですね。
このカプセル版では、変形機構に関してはある程度割り切っているようで、マジキングの頭が差し替え変形となっているほか、マジキングの腕部はタロスから取り外してマジフェニックス側のジョイントに挿し込むようになっていたりとかなり省略されています。
無理に再現しようとしてパーツがもろくなってしまうよりはよっぽどいいんですが、それならそれでもうちょっとプロポーションの調整などにも手を加えてほしかったですねぇ。
というわけで、まぁ値段相応の出来ではなるかな、と。
第2弾でウルザードやバリキオンが出たら買っちゃいそう。
変形機構を楽しみたいのであれば、食玩版のミニプラの方がおすすめかもしれません。
こちらはある程度プロポーションも改善されているようですし。
一方で、子どもへの配慮ということもあって、武器などとがった部分が丸く変更されていたりと造形は甘くなっています。
飾っておく分には、塗装もしっかりしてあるカプセル版の方がいいかもしれませんね。
戦隊モノ関連の商品を買うのはスーパーライブロボの食玩以来なんですが…値段はそう変わらないはずなのにずいぶん進歩しましたねぇ。
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