さっそく購入してみました。
CD2枚組で、追加のファイルサイズは1GBほど。
CDには残念ながらデモムービーなどのおまけはなし。
シムピープルの頃は別のゲームの体験版が収録されていたり、ということもあったんですけどねぇ。
さてこのキャンパスライフ、SIMS2では初の拡張データとなるわけですが、大学は専用区画として通常の区画とは別に用意されており、大学へ入学した学生シムしか入ることができないようになっています。
自宅通学も不可で入寮、あるいは大学区画内の私有住宅などを借りることになります。
在学中は大学から自由に出ることはできないわけで、もう1つゲームモードが追加された、というくらいに考えるといいかと。
システム面はそう大きく変わってはいませんが、職業関係のパラメーターは学業関係のものに置き換えられています。
任意の専攻を選び、スキルを上げながら勉強することで成績が上昇。
学期末試験までに一定以上の成績に達していれば進級できる、といった感じ。
願望メーターはカリスマメーターとなっていますが、アイテムを購入するほか、通常は操作できない他のシムに指示(命令)することが可能です。
寮には必要最低限の設備が設置されており、さらに食事も用意してもらえるので生活は楽ではあります。
NPCの寮生も生活しているので、ひとりの世帯でも社交対策は問題ないですし。
しかし学費はともかく家賃はタダではなく、自宅同様ポストに請求書が届くので、収入面が問題ですね。
学期末には成績に応じて奨学金をもらえるほか、各種アルバイトも用意されています。従来のように絵などを売るほかにも、ギターなどの演奏でチップをもらったり食堂で働いたりと、選択肢が増えたのはうれしいところ。
変わったところでは、他人の課題をやるかわりに駄賃をもらう、というものも。
システム面以外にも、職業やオブジェクトなどの追加ももちろんあり。
注目はモバイルツール。携帯電話や携帯ゲーム機、MP3プレイヤーまであったりします。
また、共同区画での生活ではありますが、個室のドアに自分以外は入れないよう施錠できるのでプライバシーも確保できます。
一方で新しい服や髪型は…あんまり期待しない方がいいかも。
短い学期の間に、成績を上げたりスキルを上げたりレポートを書いたりとやるべきことが多いので案外自由な時間が少なかったりしますが、最低限の成績で留年も覚悟でなら多少はのんびりできる…かな?
いずれにせよ、通常のモードよりは時間の制限が厳しいのでじっくり遊ぶ、というのには向かないですね。
また、自宅(寮)から出かけると時間がズレてしまうバグも気になります。
そもそも町から帰宅した際の時間はセーブの都合か「家から出た直後の時間」に巻き戻ってしまう設定になっているのですが、大学モードでは外出時も学期メーターの進行だけは自宅、町問わず蓄積されていくので、そのズレが問題になります。
というのも学期末試験は学期メーターが満タンになってから5時間後に始まるという設定になっているようで、時間のズレ具合によっては真夜中に試験が始まる、という事態になってしまうんです。
このへん、次の修正パッチではぜひとも対応してほしいですねぇ。
個人的に残念だったのは、大学の構内が実際にはないこと。
授業や試験はこれまでの仕事に行くのと同様にマップから出ていくだけなんですよねぇ。
まぁ、授業のたびにマップ切り替えで待たされるよりはいいのかもしれませんけど…
共同区画にでも教室や研究室なんかが用意されてると雰囲気が出て良かったんですけどねぇ。
あとは、相変わらずゲーム内でキャラクターを作るよりも付属のBodyShopで作る方が細かい設定が可能になっているのですが、これも機能を統一してほしいところ。
BodyShopは若干動作が重い感じがするので。
あとは、もうちょっといい顔を作りやすくなるよう調整してほしいですね。
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