なんかメーカーの思うつぼですが、メモステリーダー/ライター、128MBのメモリースティックDuo、そしてステレオミニジャックのイヤフォンを接続するためのアダプタを購入しました。
ポイントなどをフル活用して、出費は2千円程度におさえましたが。
まず音楽ですが、メモステリーダーに付属の「SonicStage」というソフトを使って専用形式にコンバートする必要があります。
SO505iSのプレイヤーは非常にシンプルで、設定項目はリピートとバスのみ。
リピートは選択した曲を1度再生するのみ、選択した曲のみを延々再生し続ける、あるいはメモリースティック内の全曲を順に再生する、の3種類。
バスは低音を強調するもので、OFF、強、弱の3種類。
ONにすればそれなりに迫力のある音になりますね。
ノイズが目立たなくなるのもポイントです。
まぁ、スピーカーで聞く際には、そう違いは感じませんでしたが。
ちなみに曲の再生順については、SonicStageで変更することになります。
で、音質ですが、最高ビットレートの132kbpsであれば特にノイズが気になることもないです。
128kbpsのMP3よりは若干ファイルサイズが大きくなります。
一応MP3からも直接コンバートすることができますがこの際にはノイズが大きくなってしまうので、極力CDなどから直接コンバートした方が良さそうです。
一方動画はというと、こちらもモバイルムービー形式へのコンバートが必要で、MPEG1などからの変換が可能です。
ただし変換ソフトはCLIE付属のImageConverterしかありません。
でしたが、QuickTime6.5以降ではこうした携帯電話用の動画形式にも対応しているようで、QuickTimeを使って変換するフリーウェアもあったりします。
携帯端末での動画というとザウルスしか経験はありませんが、そちらよりは画質、音質も良く、コマ落ちも少ないです。
CE-VR1のASFにも言えることですが、変換元の動画があまりキレイでなくてもコンバートしてしまえば粗が目立たないっていうのもいいですね。
画質は3段階で設定でき、それぞれ1分で3.5MB、2MB、1MB程度。
音をモノラルにすればもう少しサイズが小さくなります(その分ノイズが気になりますが)。
プレイヤーの機能としては、早送り、巻き戻し、音声切り替え、そしてマーカー機能なるものがあります。
これは本のしおりのようなもので、次回再生時にマーカー設定した時点から再生することができるというものです。
長時間の動画を見る際には役に立ちそうですね。
SO505iSでは128MBまでのメモステしか使えないので、あんまり長時間の動画は扱えません。
まあそれ以前に、電池の持ちの問題もあるでしょうけど。
一応、電池残量の3ゲージが残り1になると音楽、動画は再生できなくなるので、これらの機能を使いすぎて電話できない、という事態は避けられます。
当然、専用のMP3プレイヤーやモバイルムービープレイヤーに比べれば使い勝手や性能は落ちますが、普段持ち歩く携帯電話にこれらの機能が付加されているということで、かさばらなくて済むのが一番の利点ですね。
外付け電池などを使えば電池の問題もある程度は改善できるでしょうし、ふとした時間つぶしには非常に重宝しそうです。
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