県 | 立 | 戦 | 隊 |
県立戦隊 |
県立戦隊長官である八甲田和夫が巨額の県費を投じ、有事に備えてに設立した組織。 あくまで県土防衛のための組織なので、その活動は原則として青森県内に限られている。
本部は青森県三内丸山遺跡の地下に建造されている。 |
県立戦隊アオモレンジャー |
県立戦隊の戦闘員。各支部のえりすぐり5名で構成されている。
隊員が持つアオモレンジャー手帳は県知事、県警察署長の捺印のある特別許可章でもあり、任務遂行のためにはあらゆる青森県条例の違反を許される。 また各隊員には、通信機を兼ねた腕時計型の「活彩ブレス」が支給されており、「変身、アオモレンジャー」のキーワードで特殊戦闘スーツを装着できる。 |
リンゴレッド |
アオモレンジャーのリーダー。「県立戦隊」津軽支部所属の津軽浩光(23歳)が変身する。 普段は頼りないが、戦闘になるとやたらテンションが高くなる。
必殺技は「リンゴ十万発」。毎秒百個という驚異の早業でリンゴを投げつける。 |
イカブルー |
アオモレンジャーのサブリーダー。
「県立戦隊」三八支部所属の南部雄介(22歳)が変身する。 八戸生まれの関西育ちで、関西弁を話す。 またひねくれ者で、津軽を毛嫌いしている。性格はいたってクール。 必殺技は「イカスミシャワー」。毎秒18リットルのイカスミを指先から噴出する。 |
ホタテピンク |
アオモレンジャーの影のリーダー。「県立戦隊」青森本部所属の善知鳥(うとう)啓美(21歳)が変身する。 本業は女子大生で、頭脳も明晰。実戦での指揮を取る。 必殺技は「ホタテブーメラン」。直径1メートルの巨大なホタテ貝を投げつける。 県立戦隊の各ロボットの呼び出し、命令担当。 |
シャコイエロー |
シャコとは遮光器土偶の略。アオモレンジャーのボケ役担当。
ちなみにツッコミはイカブルー。「県立戦隊」西北五支部所属の木造啓太(19歳)が変身する。 飄々としており、つかみどころがない。 必殺技は「地吹雪ハリケーン」。風速50メートルの地吹雪を引き起こし、敵を凍死させる荒技である。 |
イタコブラック |
アオモレンジャーの生き字引き。「県立戦隊」二北支部所属の陸奥みき(72歳)が変身する。その名の通り、本業はイタコ。 みんなにはバサマと呼ばれており、若い仲間達を温かく見守っている。しかし年のせいもあり、何かとピンチに陥りやすい。 必殺技は「イタコ説教」。敵の肉親の霊を呼び出し説教させる。 |
八甲田和夫 |
県立戦隊長官(45歳)。元青森県農業試験所所長で、高校時代演劇をやっていたらしい。
普段は、県立戦隊基地の出入口となっている「はにわラーメン」のマスターをしている。 |
八甲田久美 |
県立戦隊長官秘書兼オペレータ(20歳)。八甲田和夫の娘である。
謎につつまれた長官の秘密を知る、数少ない人物。 |
白神博士 |
本名不明。県立戦隊の数々の装備、兵器開発を担当する、正義のマッドサイエンティスト。 八甲田長官とは、古くからの付き合いのようである。 |
津軽林吾 |
県立戦隊津軽支部長(50歳)。リンゴレッド津軽浩光の父である。 八甲田和夫の親友で、県立戦隊の設立に深く関わった人物らしい。 アオモレンジャースーツ、戦隊所有の各ロボットの開発にも関与していた。 第壱話にて、NOKIO秋田支部の怪人ナマハゲに襲われ死亡。 息子を県立戦隊に託す。 |
はにわラーメンの店員 |
本名不明。基地には顔を出さないが、戦隊の職員ではないかと思われる。
有事の時には長官と久美が地下基地に降りてしまうため、一人で店をきりもりしなくてはならない。 |
活彩プラズマコンバーター |
県立戦隊の各種兵器の動力として使用されているシステム。 青森県民の県を愛する心「愛県心」をプラズマとして抽出し、エネルギーに変換する。 白神博士と八甲田長官が開発した。 |
タムラマロ |
県立戦隊所有のねぷた型汎用巨大ロボット。全高21m。
アオモレンジャーの5人が乗り込み操縦する。
紙や木で作られたねぷたなので、風や雨、火に弱いという欠点がある。 また、アスパムロボと合体しスーパータムラマロにパワーアップすることができるらしい。 必殺技は「無敵剣オーロラベイブリッジ唐竹割り」。 剣に変型した青森ベイブリッジで敵を一刀両断する。その間は通行止めにせざるをえないので、朝夕のラッシュ時には使用が制限されているとか。 |
アスパムロボ |
県立戦隊所有の無線操縦型(搭乗しての操縦も可能)ロボット。全高30m。
三角形の建物、青森観光物産館アスパムが変型したロボット。
営業時間外でないと発進できないのが一番のネック。 |
太宰ロボ |
県立戦隊所有の文学者型心中ロボット。
全高18mで、無線操縦型(搭乗しての操縦も可能)。 火器は装備しておらず、接近戦での格闘しか戦う方法がない。
必殺技は「スーパー入水心中」。
敵に抱きつき、敵もろとも海中に身を投げ爆発するという壮絶な技である。 |
デッタラー |
超巨大飛行戦闘母艦。県立戦隊基地にて建造された。 飛行能力はもちろんだが、潜水能力もある。 |
整備新幹線バズーカ |
アオモレンジャーの主力兵器。本体に3つのパーツを合体することでバズーカが完成する。 レッドの「ファイヤー」のかけ声で発射。 威力はそこそこだが、敵まで届かないのが最大の問題である。 |
文化観光立県バズーカ |
アオモレンジャーの新兵器。パーツ構成は整備新幹線バズーカと同等のようである。 レッドの「みなさんが主役です!ファイヤー」のかけ声で発射。 強力ではあるのだが、単発で後が続かない、という弱点が露呈した。 |
ウミネコ1号 |
デッタラー搭載の小型機。 詳細は不明だが、飛行能力、潜水能力を備えているものと思われる。 |
青森汁 |
ホッカイレンジャーの洗脳から県民を救うべく開発された。 シュイニーアップルジュース、イカスミ、ホタテ貝柱のつぶつぶ、遮光器土偶の粉、そしてイタコ50人の爪のアカをブレンドした青森のエキスである。 デッタラー内部で生産された。 |
接岸拒否バリア |
青森県知事が考案した光の盾。 複数の発生装置から構成されている。 |
はげます会の皆さん |
第参話登場。鶴田町に実在する団体。 その頭の輝きは、世の中を明るく照らす光。 |
本物のサンタさん |
第参話登場。
フィンランドから空飛ぶトナカイの引くソリに乗って、岩崎村サンタランドのヨーロプッキ祭に毎年やって来る白髭の翁。 県立戦隊の要請に応じ、アオモレンジャーの危機を救った。 巨大なくつしたで何でも包み込んでしまうという、不思議な技を使う。 馬ヅラらしい。 |
NOKIO |
日本の農林水産業の支配を企む秘密結社。
全国に支部があるが、なぜか青森支部は存在していない。
設立者、組織の全容、その目的など一切が謎に包まれている。 |
ナマハゲ |
第壱話登場のNOKIO秋田支部の怪人。 巨大化することができる。 武器は出刃包丁。 |
わんこそば男 |
第弐話登場のNOKIO岩手支部の怪人。大量のわんこを背負っており、チャグチャグ馬っこを呼ぶことができる。 秋田支部の怪人ナマハゲとは知り合いらしい。 必殺技は「わんこそば200」。目にもとまらぬ早さでわんこを操り、敵に喰わせる。 この技をくらった者はのどにそばを詰まらせ、昏倒してしまう。 賢治ロボを操る。 |
フルーツ大王 |
第参話登場のNOKIO山形支部の怪人。
戦闘員ようなし、もも、ぶどうを引き連れている他、出羽山々の山伏軍団を呼ぶことができる。
王将ロボを操る。 |
会津磐梯山男 |
第四話登場のNOKIO福島支部の怪人。
「会津磐梯山大噴火」のかけ声で巨大化する。
手下として白虎隊を操る。 |
道立戦隊ホッカイレンジャー |
第伍話以降登場のNOKIO北海道支部の戦隊。
その力は強大で、アオモレンジャー並びに青森県を恐怖に陥れる。 |
ケガニレッド |
第四話から登場。ホッカイレンジャーのリーダー。
必殺技は「カニミソシャワー」。 |
シャケシルバー |
目立ちたがり屋のようである。
必殺技は「カンバックサーモンブレイク」。 |
マリモグリーン |
ホッカイレンジャーの紅一点。
必殺技は「マリモ百万発」。 |
ヒグマブラウン |
多分、恵比寿顔。
必殺技は「木彫り熊クラッシュ」。 |
アバシリブルー |
寡黙だが、実はカラオケ好きのようだ。
必殺技は「番外地ビーム。」 |
賢治ロボ |
NOKIO岩手支部が総力を挙げて開発した、文学者型ロボット。 嵐を呼ぶことができる。 また「銀河変型」のかけ声で、銀河鉄道形態に変型することもできる。 必殺技は銀河鉄道形態で突進する「銀河鉄道アタック」。 |
王将ロボ |
NOKIO山形支部が総力を結集した、将棋型ロボット。 その形は巨大な将棋の駒である。 構造が単純なだけに頑丈。 |
自走七夕 |
正式名称不明。第四話登場のNOKIO宮城支部の兵器。
全高20mの、山車のように車輪の付いた七夕の吹き流しで、葉は仙台名物笹かまで出来ている。 時速20Kmで移動可能。 短冊には「青森が笹かままみれになりますように」という製作者の願いが書かれていた。 |
クラークロボ |
ホッカイレンジャーが操るロボ。全高23m。
防水性能もなくはないようで、津軽湾に沈んでも無事だった。
必殺技は「北海道でっかいどうビーム」。 |